ストレスと上手く付き合う方法

仕事、子育て、介護、人間関係などさまざまな心身の負担がかかるストレス社会と言われる現代、皆さんはどのようにストレスと付き合っていますか?

何の対策もしないままにストレスを溜めてすごしていると心身に不調をきたしてしまいます。

初期症状としては胃もたれ、頭が重い、朝すっきり起きれない、夢をよく見るなどがあり、もう少しひどくなると頭痛、胃痛、眠りにくい、やる気が出ない、怒りっぽくなる、不安になることがある、などが起こってきます。 ここまででしたらまだご自身で生活習慣などを改めれば改善も期待ができます。 もし、過食・拒食、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめない、自殺を考える、眠れないなど日常生活に大きな支障が生じているのであれば、うつ病を発症している可能性があるので心療内科を受診しながら、生活習慣の改善をおすすめします。

ストレスは知らず知らずのうちに溜まってしまいます。

今は初期症状だけかもしれませんが、早めの対処が大切です。

•腹式呼吸で深呼吸をする 自律神経に働きかけることで心身をリラックスできます。 口をすぼめてゆっくり全ての息を吐き出してから鼻から息を吸ってください。副交感神経の働きが強まります。

•軽い有酸素運動を続ける ウォーキング、ランニング、サイクリングなどの運動は心の安定をはかる脳内ホルモン「セロトニン」の分泌が増え、心身をリラックスさせ、睡眠リズムも整えます。 頑張りすぎると疲れて逆効果になるので、一日20-30分くらいを目安にし、続けることを意識しましょう。

•食事内容を見直す ストレスに効果的な成分はビタミンC、B群、カルシウム、マグネシウムなどで、バランスの良い食事を心がけることで摂取できるものです。 注意すべきは避けるものです。脂質や糖質を代謝するとき、抗ストレスホルモンを作る時に必要なビタミンB群を使用してしまいます。 ストレスが強いと甘いものや脂っこい物をたべたくなりますが、その瞬間のみの幸せですので食べすぎにはご注意ください。

•好きな香りを嗅ぐ リラックスしたいけどなかなかモードを切り替えられないという人は香りを活用しましょう。 ストレスをかかえている人は気の巡りが悪くなっています。そこで役立つのが香りです。 柑橘系の香りは滞った気を巡らせてくれたり、消化を助けたりします。薄荷(ミント)は気の滞りを解消し、スッとする清涼感でうつうつとこもった熱を散らしイライラを鎮めます。

ひどいストレスであれば逃げる事も大切ですが、日常の少しのストレスならこのようなさまざまな方法で生活習慣を見直し、ストレスと上手く付き合っていくことが大切です。

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